風土を知る

新しいものを受け入れる

鉄砲伝来の島

種子島は新しいものが伝わる島。
鉄砲が日本に初めて伝わったのはここ種子島から。戦国時代、火縄銃のことを種子島と呼んでいたのはよく知られた話です。
室町時代、時の当主種子島時尭(ときたか)が漂着した中国船に乗っていたポルトガル人から鉄砲を購入したのが鉄砲伝来の始まりでした。時尭は購入した鉄砲をもとに、島にいた腕利きの刀鍛冶に鉄砲を作らせ、それが日本全体に広がっていったのです。

火縄銃の流儀保存に努めている種子島火縄銃南部鉄砲隊の鉄砲が伝わった門倉岬での演武

宇宙への玄関口

そして今では種子島は宇宙への玄関口となっています。
日本の主力ロケットであるH2、H3はここ種子島のロケット射場から打ち上げられます。打ち上げの直前ともなると、種子島の宿泊施設は技術者の方でいっぱいに。

世界一美しいといわれるロケット射場

新しいものを受け入れる

こんな風に昔も今も新しいものを受け入れるのが種子島に根付いている風土のようです。

2014年からはスマートエコアイランド構想をかかげ、島を学びのフィールドとして開き、島の社会的課題の解決や新しい取り組みの社会実装をめざして数多くの大学と共同研究を進めてきました。
この学びの場には島内からも高校生やシニアの方が参加されています。

実際島にIターンしたデザイナーの方も、島の土を使って小屋を建てようとしたときに地元の方がとても協力的で、何かをしたいと思う人を受け入れ見守るという島のDNAを実感したといいます。

変化は辺境から生じるーー種子島はそれを実感できる島なのかもしれません。

この記事をシェアする

あわせて読む